《 30代女性 ダンサ- 主訴 腰痛・両膝痛 》
術者としての印象は、普段から身体を動かしているだろう筈が、
普段使われている筋肉は、非常に滑らかな感じなのに、
① 動きの少ないであろう足首の周辺は、代謝が悪く、“むくみ”やすそう。
② 脊椎の関節が、思いのほか硬いこと。
周りの人からは、姿勢は、良さそうに見えるが、本人は、結構頑張っているし、
③ 疲れは朝まで持ち越しそうな、腰椎の後湾と猫背が気になり、
頸痛とか頭痛も出そうな様子でした。
治療の組み立てとして、まず、身体の土台となる骨盤の動き・傾きを整え
腰椎の可動性を付けること。
そうすれば、背中が伸ばせて猫背が摂れ、頭痛への負荷が軽減されるでしょう。
数回の治療で、身体の疲労度は変わり、疲労回復できる身体
に変わっていくと思います。 本人はそれほど悪いイメ-ジは持っていないでしょうが、
術者としては、身体の変化が楽しみな方でした。
星 忠志