70歳過ぎの女性で、背中の上部が痛く呼吸が苦しく、明日は他の病院へ予定があるとの事。
何時も、月に一度くらいは来院され、左足先にシビレが出たり・痛みが出ることがあり、
辛くなった時は、連絡を頂きます。
今回は、来院されて、玄関から待合室へ移動する姿を拝見。
歩く姿がちょっとかがみ加減で、背中が伸びていなく、いつもと違う。
そして、治療に入る時の問診で、せなかが・・・・。
治療に入り、腰が引けていた骨盤の治療と腰椎5番4番を治療していると、
「背中がすごく楽になった」との事。
頭を前に突き出しぎみで背筋が伸びていなかったことを、本人は知らず、
なぜ苦しく呼吸がし難いのか?を、理屈で考えすぎていて、判断が付いていないのでした。
治療を終えて、明日の他の病院で、心配することなく受診できるわ! と言われていました。
診てもらった結果で、薬を出されるようになる事が不安であり・できれば薬は飲みたくない。との事。
なかなか、微妙な心境のようで・・・。 とにかく今日は、元気よく帰られました。
一つの症状にとらわれ過ぎると、状態の把握がわからなくなってしまいがちに・・・。
星 忠志